文教の街からオフィス街へ、バブル期以降は急速に変化したこの地区で関東大震災後に復興し、第二次大戦下の戦火をくぐり抜けたこの聖堂は、一際異彩を放っている。1928年完成。ヒンデル設計。登録有形文化財。千代田区西神田1-1-12 側面の装飾も賑やかで楽し…
関東大震災後、宅地化が急速に進んだこの地区に今も現存するその当時建てられた住宅のひとつ。郊外住宅のスタイルとして、このハーフティンバーの装いをまとったのは当然ともいえる。1924年建築。登録有形文化財。杉並区上荻2-24-18 2015.2.27撮影。
穴八幡の裏手にひっそり佇む戦前(1938年)からの研究施設。新宿区西早稲田2-8-26。 2014.2.23撮影。
銅板部分の細部の装飾もさることながら、土地の形状を 活かしたバルコニーとそれを支える円柱の組み合わせに 惹かれる。千代田区神田司町2-6。残念ながら現存せず。 2011.10.2撮影。
中野高円寺間の中央線北側線路沿いにある下見板張りの印刷屋さん。 近くの警察大学校跡地では再開発により大学、企業の大きな建物が 林立するようになったが、この印刷屋さんの辺りから高円寺にかけて 昭和の風情を残す店舗や住宅がまだまだ現存している。 …
中野区立鷺宮図書館に行くときに気になっていたたてもの。立派な下見板張の店舗兼住宅だが、1階は自販機が周囲を取り囲んでおり、中杉通りからのアプローチだとその威容に気がつかないかも。中野区鷺宮3-21。 2014.8.14撮影。
西武池袋線池袋-椎名町間にあった上り屋敷駅跡地。 駅舎跡とみられる部分は 西武鉄道関連会社の管理地であったが、近年コンビニエンスストアが開業している。 駅名は、この付近に江戸時代の将軍家の狩場の休憩所を指す「上り屋敷」があったことに由来してい…
出桁造りの町屋や看板建築が、肩を寄せ合うように建っている。 文京区湯島3-28。 2014.9.18撮影。
地下鉄春日駅近く、本郷台地の南西端の傾斜地を開発してつくられた大正時代 (大正12年から14年にかけて貸付られた)の公営住宅群。 2014.2.16撮影。
大岡山にあった和洋折衷スタイルの古美術店。二階の格子窓と付柱につけられた レリーフが目を引く。現地未確認だがGoogleストリート・ビューでは現在マンションと なっている。目黒区大岡山1-4-4。 2009.2.2撮影。
2012年に解体され現在はマンションになっている。昭和7〜8年(1932〜33年)建築。 木造3階建、ギャンブレル屋根が印象的な建物。玄関のステンドグラスも趣があった。 当初は新聞社の独身寮で、戦後外科医院になったという歴史がある。 2012.2.26撮影。 2014.…
かつては巻石通り沿い、大日坂下で堂々たる下見板張りのお店を構えていた。 2009.9.6撮影。 文京区内でも古い木造建築の建て替えが特に震災後進んでいる印象だ。 2013.12.1撮影。
港区立三田図書館の向かいにあるお店。もともとは文具店らしい。 受験生のころ、この図書館はよく使わせてもらったけれど、このお店の 存在には気が付かなかった。 ギャンブレル屋根が目を引く。 2012.4.28撮影。
東側道路に面した広い間口の引き戸が特徴的な看板建築。 2014.2.2撮影。
急勾配の屋根が印象的。昭和10年頃の建築。 2014.2.2撮影。
坂下右手は島崎藤村の旧居跡。日当たりが良いようにみえるが再開発で ここもビルやマンションに埋没してしまう一角になるのだろうか。 2013.12.14撮影。